こんにちは、奈良の自動車整備工場 吉岡商事です。
今回は、車検後整備として、ダイハツ タントカスタム(LA600S)のリヤブレーキシュー(ドラムブレーキ)を交換させていただいた事例をご紹介します。
車両情報と整備の経緯
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車種: ダイハツ タントカスタム (LA600S)
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走行距離: 約80,000km
先日の車検時の点検(分解整備)にて、リアブレーキのブレーキシューの残量がわずかになっていることが判明しました。タントのような軽自動車の多くは、リアに「ドラムブレーキ」という形式を採用しています。
約8万キロ走行ということもあり、お客様には「安全に関わる重要な部品ですので、次回の車検までもたない可能性があります」と交換をご提案。その場でお客様に了承をいただき、部品をお取り寄せして、本日改めてご入庫いただきました。
ドラムブレーキの分解作業
まずはリアタイヤを外し、ドラムブレーキを分解します。内部はこのような状態になっています。

内部には摩耗粉(ダスト)が多く溜まっていたため、交換に合わせて清掃とグリスアップ(潤滑)を行い、新しいブレーキシューがスムーズに作動するように調整しました。
新旧部品の比較:限界寸前まで摩耗していました

こちらが今回交換したブレーキシューの新旧比較です。 手前にある古い部品は、摩擦材(ライニング)が限界近くまで薄くなっているのが分かります。奥にある新品の部品は、しっかりと摩擦材が残っています。
ブレーキシューは、ブレーキパッドに比べて寿命が長い傾向がありますが、約8万キロという走行距離では交換が必要になることが多く、車検時の分解点検だからこそ見つかった摩耗でした。
ブレーキは安全に関わる最も重要な部品です。ブレーキシューが減りすぎるとブレーキの効きが悪くなるだけでなく、最悪の場合はドラム(外側のカバー)を傷つけ、修理費用が高額になってしまうこともあります。
車検と同時に部品交換をする時間がなくても、今回のように後日改めてご入庫いただき、確実に整備を行うことが大切です。 奈良のT様、この度は整備のご依頼ありがとうございました!

